Malcolm Arnold

マルコム・アーノルド(Sir Malcolm (Henry) Arnold(1921-2006)

近代イギリスを代表する作曲家の1人。作曲家として本格的にデビューする前はトランペット奏者としても活躍、1941年には名門ロンドン・フィルに入団、翌年には首席トランペット奏者に抜擢された。 ウィリアム・ウォルトン直系の分り易さとウィットに富んだリズムとメロディー、迫力あふれるオーケストラといった作風がアーノルド最大の魅力である。あるインタビューで尊敬する作曲家としてベルリオーズを挙げており、オーケストラを効果的に操作する能力において、確かにベルリオーズの影響が認められる。 作曲家としては映画音楽も手掛け、『戦場にかける橋』(The Bridge on the river Kwai)においては、ケネス・アルフォードの行進曲『ボギー大佐』(Colonel Bogey)を世界中に知らしめた。9つの交響曲を書き上げ、1993年にはイギリス王室により大英帝国勲章が与えられ、勲爵士に叙された。ウォルトン亡き後のイギリス作曲界の重鎮としての活躍は、より正当に評価されてしかるべきであろう。 晩年は認知症などで苦しい闘病生活の後、2006年9月23日、英国東部ノーフォーク州の病院で肺感染症により死去。享年84歳。
Oboe Concerto Op.39
Malcolm Messiter
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